平成22年12月11日(土)東大阪市民会館にて、中河内支部の会員がコーディネーター、シンポジストをつとめる支部研修会「障がい分野の社会資源を知るシンポジウム~いまさら聞けないシリーズ第2回~」を開催しました。
今回のシンポジストは、「障害者生活支援センターあいん」の八尾有里子氏と、「東大阪福祉作業所」の北秀昭氏、コーディネーターは「地域包括支援センター四条の家」の椿亜由美です。
前半は、シンポジストの方の現在に至る経緯(なぜこの職業に就いたのかなど)を話していただきました。
北氏からは、障がい者分野における成年後見制度の課題や、自助・共助・公助についての話し、八尾氏から現在の業務内容、障害者支援センターの役割、連携機関等の話をしていただきました。
後半は、参加者から障がい分野に関する質問がたくさん出ました。
質問の内容は…
・障がい分野から医療へ求めるもの
・障がい関係の相談はどこに相談したら良いのか
・介護保険の2号みなしの方が自立支援と介護保険のサービスを併用する方がいるが、どこまで障がい者制度に関わったら良いのか
・自立支援から65歳になったことで介護保険へ移行したときのサービス量の調整について
…などです。
高齢者分野で働く私は、障がい者分野について、対象者との関わり方、相談はどこにすれば良いのか、など知らないがたくさんあることに気づきました。
障がいを持つ方も、高齢の方も、同じ地域に住む人です。障がい者分野の課題は、社会福祉士として向き合っていくべきことであると思いました。
椿亜由美
(左)北秀昭氏 (右)八尾有里子氏
コーディネーターの椿亜由美氏