全体会&講演会報告(2014.3.23)

2013年度(公益社団法人)大阪社会福祉士会三島支部全体会議

今年度の三島支部全体会議では、議長選出後、2013年度事業報告・決算報告、2014年度事業計画案・予算案、支部規則改正案、すべて原案通り可決しました。

講演会

「誰もが主役となる町づくり! ~西宮青葉園の障がい者支援活動から学ぶ~」

講師:清水明彦氏(西宮市社会福祉協議会事務局長)

2012年10月、三島支部では西宮市にある「青葉園」を施設見学しました。その見学会において、障がい者支援について熱く語っておられたのが、今回の講演会にて講師としてお招きした、清水明彦さんです。今回は、1時間半たっぷり、清水さんの熱い語りを聴かせていただくことができました。

今回の講演会は、高槻市の後援をいただくとともに、この講演会のための一般向きチラシを作成し、様々な公共施設等にそれを置かせていただくなどして、社会福祉士のみならず、広く一般の方々の参加を呼びかけました。その結果、49名という参加者があり、大盛況といってよい講演会となりました。

清水さんは「青葉園」でおこなわれている取り組みのすべてが、「障がい者を中心に『人が動く、お金が動く(お金が循環する=経済が活性化する)、雇用をつくる、医療を発展させる、人を育てる、街をつくる』」と、話されます。街(地域)に住む障がい者、高齢者、わたしたち一人ひとり誰もが、生活の主役であり、街づくりの主役というわけです。

清水さんは、「青葉園」設立から現在に至るまでの歴史を、日本の社会福祉制度の変遷を交えて詳しく話してくださいました。清水さんは、障がい者にとって「生活の拠点」といえる「青葉園」では、障がい者は「きわめて個性的で、一流の消費者」だと話されます。そして障がい者の「個性化」、「主体化」の大切さを繰り返し述べられ、障がい者は「福祉コミュニティの主体者」だと主張されました。

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